「スポットライト 世紀のスクープ」
・実話が元の話で一番困るのは人名。創作の話ならばわかりやすくするために被らないような名前やわかりやすい名前を設定するんだろうけど、実話ベースだとそうもいかないから毎回混乱しがち。本作もとにかく人名が多く、名前だけしか出てこない人も多かったので、小説ならば扉ページの人物欄を見ながら読みたいところなのでやっぱり混乱しがちではあったけれど、映画ですからきちんと主要人物に絞ってみれば十分楽しめるようにできていたのが好感。
・70年代~2002年までという自分が見てきた時代の歴史が描かれた映画を観ているという不思議。こういう作品がこれから増えてくるんだろうな、と思うと感慨深い。
・一人一人がそれぞれの立場で身につまされるところが面白い。ステレオタイプに「自分の子供がそうなったらって考えたことあるのか!」みたいにさせないところがいい。そういうもんだよ。
映画今日観た映画(DVD)に3行コメント!のことを語る