id:seachikin
ツナ缶冬のくちどけのことを語る

徐々に崩れ行く世界…
「今日は先の先が崩れているらしい」
「あと18日か、まだ住めるだろう」

しかし、世界の崩壊はそっと忍び寄っていた
「旅立ちの準備は進めておかないと」
「新しい世界か、ここに慣れてしまったからなぁ」
「皆旅立って行った…最後の日まで私は粘るつもりだがここもいつまでもつか」

流れ行くアンテナを見つめる目が過去の賑わいを思い出し遠くなった

(Hatena Haiku終わりの日より)