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フィギュアスケート関連本読書部のことを語る

現在部員一名。部員常時募集中です(笑)。お勧め本教えてくださるだけでも良いので。
好きなことはなにごとも参考文献から入りたくなるたちなので、ちまちまと読んでいきたいと思います。
特に、社会的背景やメディア・スポンサーとの関わり、競技者の生活環境、人間関係等に興味があります。
まずは

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田村明子『氷上の光と影 知られざるフィギュアスケート』新潮社、2007。
これにしたのは単純に地元図書館で簡単に借りれたから(同じ方の本でも本命の『氷上の美しき戦士たち』は貸し出し中かつ予約殺到だった)。
でもこれを一番初めによんでおいて良かったかなーと思います。
 
メディア・スポンサー、選手、コーチ、振付師それぞれの立場から、多角的に描かれているので、全体像がぼんやりながらも見えてきました。
今日本でぼへーとテレビ観戦しているだけでは、こういった背景は見えてきませんので。
 
・クワン(ニコル振り付け)の「サロメ」や、陳露の1996年のラフマニノフが見てみたくなりました。
・コーチ・コリオグラファー(振付師)陣の名前が少しずつ覚えられました。
・どうして今の採点基準になったの? という疑問はちょっと解消されましたが、旧採点方式がどうしてあんな形なのかとか、競技の方式もどういう変遷があったのかとか、そもそもスポーツとしてどうやって成立していったのかとか、歴史的背景がどんどん気になりだしました。