損保ジャパン再び。「薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展―フランス ジェルブロワの風―」
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/
やはり静かで眺めのよい、よい雰囲気の美術館。入り口に「私語禁止」に近い文言がハッキリキッパリ書いてあるせいかな。ただしなんかの機械の音がぶおーんとしてまして、完璧な静寂とまでは行かず。
夕方とか朝とか月明かりの夜とか、うすーい光の中に浮かび上がる風景が中心。一つ印象的だったのは、角度によってはそこから風が吹いてくるように見える、窓辺から湖を臨む絵。
「フランスでもっとも美しい村」のひとつ、ジェルブロワがバラの多い村になったきっかけはこの人だとか。
しかしその後国立西洋美術館に行って17世紀の絵画等をみると、印象派的な絵画にむかって「もっとちゃんとしっかりかけよ!」といいたくなってしまう不思議。