昨夜、散歩中に響いてきた艶っぽいトランペットの音に誘われて青年の路上演奏を聴きました。集まってきた人もみんな聞き惚れていると思っていたら、隣りにいたおじいさんがそっと一歩進みでて、鞄から取りだしたマラカスをカサカサと鳴らし始めました。長年連れ添ってきた楽器なのでしょう、あんなに自然に登場するマラカス奏者は初めて見ました。突然のセッションにも動揺せず、はにかみながらリズムに乗る青年もとても素敵に見えた夜でした。

iichiのメールマガジンより。