ここ一ヶ月ばかり、体調がよいから、さっきふと「寛解したんじゃないか」と思ってこころたのしくなってきた。薬はたくさん飲んでいるしフルタイムで働ける体力が付いたわけでもないけど、気分は安定しているし「なにもしていないのにやる気が出ない」ということもない。
なんというか、自分と世間との妥協点の目処がついた感じ。
まあ回復の一番の要因は薬の種類変えたことだと思う。運がよかったのか、ここまでかかかってしまって運が悪かったのか。

なにかに対して精力的に取り組む、それ自体と、自分がどう付き合っていくか。
基本はしゃかりきになって睡眠や衣食住や楽しみが犠牲になるともろもろ弊害が出る。たぶん明日からいきなりフルタイムで働くと十中八九再発する。
いちばんだいじなことは、「だからといって」自分の人生にはなんの価値もないと思わないことだ。
仕方がないとあきらめるのでもなく、ただ淡々と、こういう人生であるということに妥協する。やれたことを数えて、やれることで計画を立てる。
「～しないといけない」という呪縛を、淡々とほどいて、事実を見るようにする。
あのひとに振り向いてもらえなかった自分の人生にはなんの価値もない、とは思うけども、だからといって死ななきゃいけないということもない。
世の中には楽しいこともたくさんあるし、それを楽しむことも自分にはできる。それは事実だ。