暫定☆私的海外文学四天王♪
①官能的とは俺のことだ！　マイケル・オンダーチェ『ディビザデロ通り』～！
性的ばかりでない官能性とはなにかを教えてくれます♪ ストーリーはこのレベルの作家にしかゆるされない反則技を使ってて、要注意。
②自然と人間のうつくしさを堪能したいなら！アンソニー・ドーア『シェル・コレクター』！
世界中を舞台にした、人間の真実に肉薄した短編集。
かがみの激☆オススメはアフリカの紛争から逃れてきた青年が浜に打ち上げられた鯨に出会う「世話係」。
文体はひっっじょおに美しく、読んでるだけでうっとりします。
③ゾクゾクしたいなら♪　なぜノーベル賞間に合わなかったああ！ウィリアム・トレヴァー『聖母の贈り物』！！　
プロテスタントとカトリック、ふたつのモードを持つ、アイルランドで育った作家ならではの尖鋭さ。
なんでもない日常を、うすものをめくりあげてえぐり出して暴く残酷で鮮明な真実。
④精神的ドMにオススメ♪ジュンパ・ラヒリ『低地』！
こころをゾリゾリ抉られるようだよ☆ 登場人物みなの情景や手触りが、憑依したようにわかってしまう、とんでもないドS小説！
主要人物が最後にたどり着いたのがアイルランド、というのもポイント高い♪ 精神的余裕があるときに読みましょう！

以上！！！！