汚れた檻 / 高田侑(角川ホラー文庫)
前に同じ著者のうなぎ鬼を読んで面白かったので、また…
ホラーなのにテンポが良くて、時々エッセイみたいに笑わせる部分がある。
(以下抜粋)
決して男にはわからないタブーが女にはある。何気なく話しているうちに
突然怒っていることがよくある。いわゆるひとつの地雷というもので、これをうかつに踏むという哀しい経験と積んでいくことで、無口な渋い大人の男ができあがっていくのだと俺は密かに考えている。
カフェでお茶しながら読んでたら、こんな文章があったのでホラーなのにフイタ!
( ´,_ゝ`)プッ 内容はホラーなのにディテールがリアリティー在り過ぎる。