【猫の幸せって何か　時々思う】

id:so_childishさんちの親分が亡くなって、残された家族の悲しみは人として解る。
自分も飼っていた猫や犬が先に逝ってしまう悲しさは経験しているので…。

19年という猫生において、家に閉じ込められて生きるだけの世界じゃなくて
ふらっと外に散歩に出掛けたり、虫や…時には野鼠なんかも追い駆けたりの
外出が出来る自由な時間を生きれたのは　とても羨ましい事ではないかな？

住む環境が許してくれるなら、周りに危険が少ないなら…外を歩く猫は素敵だ。
近所の猫とケンカしたり、急な雨に降られてヨソで雨宿りして晩ご飯に遅れたり
お気に入りのメス猫さんが出来て　通い夫になって朝帰りして心配させたり…

でも外で見掛ける時の自分の飼い猫が、何だかとっても凛々しく見えた。
例え迷惑なお土産（トカゲや虫）を持って帰っても、何だか逞しく感じたような…
親分を見てると、そんな思いが昔飼ってた猫とダブらせて羨ましかった。

今は住んでる周囲の迷惑や交通事故が心配で、外には出せないから
うちの猫は家と動物病院とペットホテル程度しか知らずに生きている。
たぶん知らなきゃ知らないで、狭いながらも我慢して暮らしてくれるのだろうけど
いつも窓から外を通る猫をジーッと見てるのは、憧れもあるのかな？と思ったり。

大昔「猫は死に際を人に見せない」なんて言う人がいたけど、間違ってるよね。
本当に愛されて幸せなら、猫だって家に帰りたいでしょう。
きっと事故に遭ったりで帰れない事情があったのだと想像出来るのに。
ちゃんと心配させないように、お別れを察するように家に帰って来た親分。
家族に見守られて　きっと最期まで寂しくなかったのではないかなぁ～。