【死霊のはらわた】(リメイク版)辛口(スプラッター)
昨日見たけど、うーん 1000円レディース・デイで良かったって感じ。
もう子供の頃からホラーを見てきたので、気持ち悪くもないし18指定する程か?
もしかしたら、辛い物を食べ続けていると耐性が付くみたいに私の方に
ホラーに耐性が付いてしまい、ちょっとやそっとじゃ驚きが感じられないのかも…
[以下ふんわりネタバレ含む]
スプラッターってあくまで作り物だと解った上で腕が千切れる、えぐられるって事に
客が「痛そう!」「気持ち悪い!」となると思うので、リアルっぽさ大事。
昔(サムライミの頃)の技術なら「良くやったな」と思えても、同程度じゃダメ。
現代ならもっと色んな技術を使えるはずなのに・・・この位の程度なのか?
多分スプラッター馴れしている方にしたら、映画に実世界では見ない残酷さや
気持ち悪さを求めているので、前半の地下室発見時の中の描写とか
遠めに映してアップに見せない所なんかが、スプラッター馴れしていない世代に
配慮して柔らかい描写(シルエット)にしている感が否めなかった。
穿った見方をすれば、細かくディテール作ってないからヒキで撮ってる?感じ。
唯一、寄って細部ゆっくりを見せている腕が千切れるシーンも微妙・・・
何となく私は大友 克洋の『AKIRA』のキャラ鉄雄の腕を思い出してしまった。
アニメの様なリアル感(肉っぽくない)無い、管っぽい感じがキモくなかった。
ただマニアが見るのでなく、初スプラッターの人が見るなら普通のキモさかも。