【バングラデシュ】
高校の同級生だった友人がバングラデシュ人と結婚(現在離婚)したのもあって
イスラム教徒にも色々あるのは聞いていた。友人の元夫はあの国では裕福な出で
日本の有名私学に留学中に出会い、彼女は何の知識も無いまま結婚した。
あちらでの結婚式の写真やビデオを見たけど、当時は電気はあるが停電し易く
イスラム教徒なのに、服装は何となくインド式なサリーを着てる印象に見えてた。
日本で暮らしてるから、ほぼ日本の暮らしに染まり豚肉も実は食べていたとか…
バングラ夫を頼って何の面識も無いような同国人が「泊めてくれ」とやって来る。
彼女は配偶者になるにあたって、別にイスラムに改宗してはいなかったはず。
宗教の事より図々しく厚かましい同郷の人間との付き合いの方が嫌だと言っていた。
その数年後、ある会社の男性が仕事でバングラデシュのシレットへ単身赴任に。
今回の「ダッカに比べたら、凄い田舎でモンスーンの季節には道路が冠水して
水浸しになり車で現場へ行けないような所」だと愚痴ってた。
現地では社宅にメイドさんが炊事や世話をしてくれるが、イスラム教のせいか
単身の日本人男性が雇えたのは料理のできる男メイドだった。
どちらの話も20年ほど前の話で、あの頃は観光で行く国じゃないよなーと思った。
単身赴任でシレットへ行った人は日本のODAで発電所だったかダムだったか…
土木工事関係でインフラ整備だったわけで、そんなにオイシイ仕事じゃなかったはず。
私自身も不便だった頃のタイやベトナムに行っているから、道・橋・鉄道・空港etc
先ずは電気の安定供給、道が整備されホテルが出来て空港が立派になれば観光客も増える。
インフラの重要性はその国の基礎づくりとして重要な仕事なのだけれど…。
現地の人々に「生活が便利になる為に」やってる事業だともっと浸透しないとダメなのかな?
民間企業は収益上げない仕事はしないけど、でも現地で働く人はそれだけじゃない人もいる。
自分達の仕事が誤解されて「外国人は出て行け」みたいな排斥目的なテロだとしたら辛いな…。