「我々チベットは小さな独立宗教国家である。」――
20世紀初めの帝国主義の時代、英露の「グレート・ゲーム」に巻き込まれたチベットは、辛亥革命と満州王朝(清朝)崩壊という歴史の荒波のなかで近代国家への道を模索します。ダライ・ラマ13世は1913年2月14日(チベット暦1月8日)、新年の大法要で冒頭のように布告しました。「祖国の独立を守り、維持するために、我々は一人残らず自発的に努力するべきである。」全チベット人に国民としての自覚を求めたこの布告は、チベットにおいて、正式な独立宣言とみなされています。
この日から100周年を記念して、SFT Japanは2月14日、「チベット インディペンデンス100」と題し、チベットの歴史と魅力について多くの方々に知っていただくための講演会を催します。この講演会は、SFT(本部NY)が布告から100周年を機に世界各地に広げている「RECLAIM HISTORY」キャンペーンの一環です。
[日時] 2013年2月14日(木)開場 18:30 開演 19:00
[会場] 新宿区立 角筈区民ホール (新宿区西新宿4丁目33番7号)
[講師] 野口健氏(アルピニスト) / 石濱裕美子氏(早稲田大学教授)
[参加費]前売り1000円(Webで申込、参加費を振込) 当日1500円
[主催] SFT Japan
詳細はこちら>http://www.sftjapan.org/nihongo:independence100
多くの皆様のご参加をお待ちしております。