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でこぽんのことを語る

【訪問時の手土産】

久しぶりの友人とどこか待ち合わせ(例えば新宿と)でなら、重さがない土産が良いだろうけど
相手の自宅へ訪問する時って、相手の好みとか家族構成とか考えて手土産を選ぶのは意外と楽しい。
「今日中にお召し上がりください」なら頑張って午前中に買いに寄って、相手の家へ行く。
そこまで鮮度が必要ない物なら、前日までにデパートやお店に行ってウロウロしながら考える。

『笹屋伊織のどら焼き』を知ったのは20年以上前だと思う。
久しぶりに会うバンコクから帰国した友人宅(社宅)へお邪魔する前に、彼女が食べたい物を考えた。
彼女は京都出身だけど社宅は都内だし、京都っぽいお菓子を入手するにはデパートかな?
そう思ってお店を見て歩いたら笹屋伊織を見付けて、店員さんの話だと「毎月21日のみの販売」とか
(ヨシ、これなら「久しぶりに食べるわー」と喜んでくれそう)と考えて購入した。
実際にあの時は「わぁ~笹屋伊織のどら焼き、嬉しい!」って喜んでくれたので、甲斐があった。

その友人とはバンコクの同じマンションのエレベーターで出会って、同じ語学学校だし仲良くなった。
初対面の頃は標準語で、京ことばは全然話さなかったので京都出身だとは気付かなかったけど
段々気を許した関係になると時々京ことばが出る事があって、その話し方が自然で良かった。
私がハノイに引越しした後も、月に1回位バンコクへ行くと彼女とランチしたり買い物したり。
たまにお子さん連れで会う事もあったけど、アヤさんと呼ばれるメイドさんが面倒見てくれる。
そんな環境なので女の子3人いても、子育てが大変で孤独だなんて環境では全然ない。
むしろ日本で暮らす専業主婦より好きな事してエンジョイしてたんじゃないかな?
ママ友だらけの狭い人間関係だと色々大変かもしれないけど、子無しの私みたいな友人も居るし。

でも彼女がご主人の転勤で上海へ引っ越した後、私は都内で引っ越して移転ハガキ出してなくて
(年賀はがきで知らせれば良いか?)と思ってたら、彼女が移転してたみたいで消息不明に…。
私は(離婚で)携帯番号も変えたり、メアドもプロバイダー変更してた。
彼女の携帯は日本国内の番号だから、当然連絡はつかない。
僅か半年連絡を取らなかっただけで、まさかお互いに相手と連絡取れなくなるなんて…。
当時はGメールみたいなプロバイダーに縛られないWebメールのアカウントを相手に伝えてなかった。
今ならラインとか他にも連絡取る手段も増えてるけど、あの頃(15年以上前)はまだまだだった。

今後ハイクが無くなったら、連絡つかなくなる人も増えるんだろうね。
まだハイクがあるからって、のんびりしてると消息不明な人になっちゃうだろうね。