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あやのことを語る

小学生の頃「きなこはどうしてこんなにきれいなんだろう」「きなこの目は宝石みたいだね」ときなこの美しさにちゃんと気付き、赤ちゃんのあずきにベイブレードを教えてあげ、去勢を知った時にはあずきが可哀想だと体を撫でてあげる優しい子だった甥中3は中学生になると彼女だlineだと世界が変わり、洋服に猫の毛が付くのを嫌がり名前も呼ばず「もう一匹は」とか冷たい言い方をし、もちろん勉強もせず立派なチャラ男になっておったのです。しかし、何の心境の変化があったのか、○○高校(進学校)に行きたい。勉強ちゃんとしたいから毎週時間決めて教えて。って言い出したのです!
もうその一言でわたしの世界は薔薇色です。
不思議と猫への興味も戻って「うおーあずきやめてくれー」とか言いながらキャッキャと戯れています。
学び知るということの豊かな喜び楽しさを教えるにはわたしはまだまだ役不足だけれど、あの子がこうしたい、って思った時に力になれる仕事をしてきて本当に良かった。
目に入れても痛くない可愛い可愛い甥だもの。
写真は赤ちゃんあずき。