わたしが年末に『セデック・バレ』を見たことを覚えていた同僚が、同作の監督が読んでこの映画を作る契機となった原作マンガを貸してくれた! なんとありがたいことでしょう。 一読したところ、映画はセデックの宗教と文化の紹介が充実している感じ。マンガでは映画で名前の呼ばれなかった人々の名を知ることができるのだけれど、カタカナのそれはなんとなくアイヌ語っぽい印象を受ける。 彫りの深い顔立ちと言い、刺青文化と言い、かつて拡散していったであろう縄文系の血と文化を思わずにはいられません。