途中までソフトモヒカンで亜麻色に染めてて残ってる髪はドレッドにしてるまったくの他人である不良女子の境涯を見ていたのだが、途中からなぜかそれが自分になる。
彼女はそもそも何かから逃げていて、ココイチっぽいカレー屋で働いている。住んでいるところはロビーの天井の高い、年季の入った洋風建築の修道院女子寮。で、自分になったところでそれは毒親から逃げていたことがわかる、というか、毒親、とくに実母が探偵か何かを使って居場所を掴んだことがわかる。
また逃げなくては、と乗っている電車に、なぜかビートたけしが乗って来て、特に肯定も否定もせず話を聞いてくれる。そこで、夫の人も友だちも、わたしは問題なくやっていると思っているのに、親だけがそう思っていない、という話をする。そのあたりで起きた。
起きた時、脂汗はかいてはいなかったが、気分は悪い。いつになったらこの追われる夢を見なくなるのだろうか。しかし、離婚の時に不満気に、実家に帰ってこないのか、という実母に、実父を通して「離婚で疲弊している上、友人とも物理的に離れるのはよくないと思う」と断ったのは、正解だった。帰っていたら親兄弟相手に死傷事件を起こしていたかもしれない。