『喰らう読書術』荒俣宏
ある程度活字中毒じゃないとこの本に興味は持たないと思うのですが、そしてそういう人は本書で荒俣さんの推奨する読書法は取り入れるまでもなくその沼にハマってしまっていると思うのですが、ともあれ本書は荒俣さんの生態を知ることのできる面白本です。そして荒俣さん所有、また荒俣さんご存知ながら未所有の稀覯本や珍本を読みたくてたまらなくなる本。二箇所ほど誤植を見つけてしまったのは残念です。
p66・5行目:奇妙は化学者➡︎奇妙な科学者
p256・4行目:問題なそれだけでは➡︎問題はそれだけでは