『新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方』池上 彰、佐藤 優 「要するに、『嫌な時代』になってきたのですよ。これからの世界を生き抜くた めに、個人としては、嫌な時代を嫌な時代だと認識できる耐性を身につける 必要がある」とあるように、気分が明るくなるような本ではない。ああ、やっぱ り、やれやれだな、というところ。でもそれを認めないと先に進めない。それに 人類は愚かな歴史だけを繰り返すのでもない、と思いたい。