前半はリアル知人にりんごのフレーバーティ各種詰め合わせの残りを「もう季節じゃないから」ともらったり、夫の人がリアル知人の前でなにかよくわからないモノマネをしたりしているのだが、その隙にわたしが超苦手な体育会系の男性に迫られたのをすげなく断ったことと、彼女の住む巨大マンションのバルコニーのベンチに何かの講義ノートと傘を忘れたあたりから運命が狂い出す。
後半はマイノリティ・リポートみたいな監視社会で逃げ回ってる。最初は多摩の中央大みたいなひろびろしたところで、敵の出した何かが入ってる飲み物を飲んでしまった恋人(女性)から引き離され、自分も何度も奸計で捕まりそうになりながら逃げる。
逃げる途中で建物ごと傾いてる貧しそうな公営マンションに入り込んで、大竹しのぶ似のおばちゃんに助けられる。
おばちゃんと同居の孫みたいな引きこもりロングヘアメガネ女子がネットギークで、昨日見つけたという動画を見せてくれる。
そこには失う前の社会保障番号と共に映るかつての自分(男性。やや実写パトレイバーの後藤田さん寄り)と恋人。流れるテロップを見ていると、昨日までに出頭すればなんとかなったらしい。
そこで「このパソコンにもカメラが付いてるんじゃ?」と焦ってメガネ女子の背中に隠れるが、なぜかディスプレイではなくパソコン本体にスイッチのように付いてる内蔵カメラは、ガムでうまいこと塞いである。