町内会の結束が強いというか縛りのきつい町に住んでるらしい。その中の、白亜の豪邸で、虎やトイプードルや雑種の猫をリードもつけずにハーメルンの一行みたいに散歩させる人の家で納会がある。
豪邸の地中海風な見た目に反して、納会の部屋はヒラ卓に座布団、なぜか間仕切りは襖ではなくがっちりと壁で、隣り合った二つの部屋に分散して入る。
ところが先に入ってたはずの主婦友四人がいない。のこり二、三人の主婦友とキッチンなどに探しに行くが見つからない。誰かが「冷蔵庫の中にあった500mlペットボトル四本がない。それを持ってどこかで飲んでいるのでは」と言う。
豪邸の奥様に「屋上は上がれるんですか?」と聞くが、なんだか要領を得ない。
キッチンから玄関脇の待合みたいなコーナーに四人を探しながら移動してくると、散歩を終えた虎、トイプードル、雑種の猫が帰ってくる。わたしは虎に襲われないかビクビク。しかし虎は悠々と通り過ぎ、むしろ雑種の猫が飛びかかってくるのをカーテンなどでいなすのが大変だった。
目が覚めて、どっと疲れた。