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服装和装部のことを語る

今日は隣町に自転車走らせて和服クリーニングに行った。

ここは小売、クリーニング、仕立て直し、着付け教室と、和服に関してなんでも受け付けてるお店。まさに、悉皆屋。

クリーニングは自社工場があるので、とにかく安い。新年で2枚まで丸洗い特別価格だという点を考慮しても、染み抜きは別として、4枚で5000円代!

チェーン展開していて、和服好きの祖母が存命のころは別の地域のお店に行っていた。で、お友だちに何かのときに「クリーニングが安い!」と紹介していたらしく、彼女も祖母のお使いでわたしが行っていたお店にこないだ行ったという。

そもそもわたしが和服を着るようになったのが、祖母が亡くなってからなのだけど、これまで奈良県のとあるおしゃれ服専門クリーニングに出していたんですよね。そこは夫の人がヨージやギャルソンなどのブランド服を出しているお店で、和服も文句ない仕上がりなんだけど、やっぱり高い&送料がかかる。

で、そうだ、あのお店、いまの近所にないかしら? とググったら、自転車なららくらく行ける隣町にあるじゃないですか!

なのでさっそく、先日、ギエム引退公演で汗だくになった絹の小紋に、家だと乾かすのが億劫なウール、自分で洗ったら若干縮んだ気がする絞りの浴衣を出してきました。

で、染み抜きは見積り待ちになり、そこで店員さんがやおらシーズン前のおすすめ品を反物の状態で棚から出してきた!

でもいやな感じはしないんですよ。クリーニングに出した4枚で、すでにこちらの好みをがっつり把握、フォーマルではほとんど着ない、というのをクリーニング伝票書きながらの会話でさりげなく聞き出しておいての、「ああ、それなら欲しい……」展開。久々に凄いプロの接客!

で、シーズン前なので仕立て代混みでも反物本体のお値段より安いという。分割払いでも手数料なしだという。広げてくれた反物が複数本で、決めきれなかったので、干支の根付いただいて帰ってきたけど、かなり心揺れてます。