「にゃお~ん」 その一声で二郎は我に返った そこには猫達も五郎丸の姿さえなくなっていた そう、すでに猫の日は終わっていたのだ 「来年こそはお前の肉球を奪ってやるからな、待っていろよ…」 声は二郎の頭に直接響いてきた