『ドリーム』
数学ができるって、やっぱりいいなあ、というのが一番の感想。ギリシャ哲学の時代から、数学は世界の仕組みを解明する方法のうちの大きな一つであることをあらためて思う(自分は数学がぜんぜんできないのに、わたしが数学同人誌の校正を引き受けている理由の一つはそこにある)。
そしてそれには性別とか肌の色は関係なく、ただ能力とセンスがあるかどうかが重要なのだ。と、いうことを(建前上であれ)共有できている社会を後退させてしまうのは、文明の退潮そのもの。なので、これからも人権侵害には「NO」を言い続けようと思う。
ところで、『ムーンライト』に出てきたカップルがカップルじゃなく出てきたり、ケヴィン・コスナーの役が「ハリソンさん」(わたしにとっては「ハリソン」といえばハリソン・フォード)だったりと、軽く混乱するキャスティング。売れっ子ばかりが集まったということか。
最近観た映画のことを語る