http://anond.hatelabo.jp/20080131020654←読んで思い出した話。長いです。

10年以上前に居た会社で、同僚の男性が、｢大学生の女の子が自分で作ったホームページなんだってさ～｣と、
当時としてはレイアウトや背景画像にちょっと凝っててデザイン的にオサレな、あるサイトを見ていた。
何気なく、その(今考えると大した内容のない)サイトを俺も見てみたのだが、
｢…え？……何じゃこりゃー！！｣と、松田優作ばりに驚いてしまったのは、
そのサイトに載っていた(当時絶賛流行中の)漫画｢ドラゴンヘッド｣の感想文。

そのサイト主の片割れは、｢挨拶もなく頭の中に入ってくるのがイヤだ｣という理由で、
普段から漫画とか小説とかの類を一切読まなかったのだが、
ある日、サイトを運営する相棒の、あまりのハマりっぷりを目の当たりにして、
｢そこまでハマるって一体?｣ぐらいの軽い気持ちで｢ドラゴン～｣を読んでみた、のだそうだ。
で、彼女は激怒した。
…自分たちのサイトはきちんと他人に挨拶している。
なのに、｢ドラゴン～｣の作品世界は、挨拶もなく勝手に自分の頭の中に入り込んでなかなか抜けない、
こんな無礼で最悪なものはない、頭にきて単行本を捨ててやろうとして(!!)相棒に止められた…。

何分10年以上前の事なので記憶が曖昧なのだが、そんな感じの｢感想文｣がそこには載っていた。

【流石に長いので一反分割】