id:spectre_55
自分(id:spectre_55)のことを語る

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/cripple/20080112/1200130003
↑に関連して。
前々から自分は、風俗業(セックスワーク)と医療・看護・介護系の仕事
(整体とかマッサージとかアロマテラピストとか含む)、ってのは
「人間の身体をケアする職」という点では似てるよなー、と思っていた。
エロメディアで「ナース物」とか「女医物」が不動の位置を占めてたり、
英語で「マッサージパーラー」と言うと、多くは男性が行く風俗店だったり、
そういうのもその辺の類似から来てるんだろうなあ、とも思ったし、
看護・介護系の職種から風俗に転進した人も、
その逆の人も見たことがあったしね。
(他人に触る・触られることに妙に敏感な俺にとっては、
どちら側の職も「できればそこでは働きたくない」ものだったりはするのだが)

で、その上で俺がずっとなんだかなーと思ってるのは、
白衣の天使とか言われつつも、(長年問題になっているように)
薄給だったり過酷な労働条件に晒されてたりする看護・介護系職と、
ともすると便器だの何だのと酷い差別や偏見の眼差しに晒されつつも、
給料だけは(客につけさえすれば)それなりに貰える風俗業の、
奇妙な対称性のこと。
これって結局、「性的な物事・性行為」と「金銭」に対する根深い蔑視から来てるんだろうなあ、
という気がしてならんのよね。
卑しいことをやる代わりに金もらってる奴はやっぱり卑しい。
で、卑しいことはやらない人間は金の問題なんかに目くじら立てる必要はない、的な。