マイケル・ムーアの映画『華氏119』は、フリントでの「水道の民営化」の話から始まる。鉛中毒にさせられ、全米一高くなった水道費に苦しめられる住民たち。そんな土地では家が売れないから引越しもできない。日本でも水道法が「改正」され民営化されたら、同じことが起こらないとはとても言えない。
映画を見ていてオバマの変節がはっきりしたけど(というか化けの皮が剥がれただけなのかもしれないが)、今回の中間選挙後に見たのでまだ絶望の淵に落ちずにすんだ。それでもやっぱり民主主義が危機的状況で持ちこたえてるのには違いはない。アメリカだけの話じゃない、対岸の火事ではまったくない。
https://gaga.ne.jp/kashi119/
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