東京バレエ団のくるみ割り人形観にいってきました。
東京文化会館の座席はたいへん当たり外れの激しいです。ハズレのにあたると開演を待たずして尾骨が百姓一揆です。今日はハズレでした。ここ数年は6戦4敗の成績で推移しています。
王子役の塚本弾については、古典全幕で彼の主演を観るのはこれが初めてで。現代ものではわりと激しい踊りを見せる人なので今回のくるみ割りもそんな感じかなーと思っていたらば、降り注ぐ王子さま音波(なんじゃそりゃ)みたいなものに当てられてしばらく言葉が出ませんでした。きらっきらやできらっきら。なんぞあれ。
それに比べるとクララ役の佐伯知香さんはふわーんとした人で。子供クララは雰囲気がよく合ってたけど、クライマックスのグラン・パとかはちょっと物足りないところがあったなーと。サーシャ・コーエンみたいにここ一番で「ドヤッ」っとなればもっと素敵です。客席も酔いしれるというよりは応援しつつ観るって感じでした。
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