東京芸術劇場で「シレンシオ」。
・出掛けに親に「原田知世と首藤康之の芝居みてくるわ」と言ったら「えっ、原田さん踊るの?」って聞かれた。まあみんな思いますわね。。。
・「沈黙」というタイトル通り、言葉を介さない関係や静粛が求められる状況をオムニバスで繋いでいく感じ。ダンスでもなく芝居でもなく、あやふやで濃密な時間でした。よかったわー。
・首藤康之はとにかくキレてました。原田知世の気を引こうとしてアレコレする場面の、あれは動物の求愛行動を模しているのか……生々しくてグロテスクで、そのくせマヌケな踊りなんですけど、そんなんでも結局かっこいいんだもの。ありゃ反則だ。
・原田様、踊るという程ではないにしろかなりガッツリ動いてまして、小野寺修司の世界にスラリと溶け込んでいました。いい意味で存在感が強くなく、それでも生き神様らしく、小野寺修司を小悪魔的に弄んで死に至らしめる場面はたいへんコワ可愛かったです。
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