東京バレエ団『ラ・バヤデール』に一昨日と今日行ってきた。当初は一昨日だけだったところをママンが捻挫したから代打で今日も行くことになったのです。
こうなると中日の川島麻実子さん主演回が観られなかったが惜しくなってくるけれど、水香嬢の頑丈すぎて死にそうにないニキヤもやはり楽しいものです。こういう荒唐無稽な愛憎劇はキャラクターの押し出しが強いと途端に任侠くさくなる。しかしそこがいい(笑)
相方ソロル役はオランダ国立バレエ団の若き雄ダニエル・カマルゴ。演劇性はまだこれから、パートナーのアシストも若干水香嬢がおっとっとになる場面があったものの、あの体格とヴァリエーションの切れ味だけでおつりが5億円来ます。
自慢の看板にもなっている「影の王国」シーンの水を打ったように静謐なコール・ド・バレエも堪能して、よい週末でした。
とりのすのことを語る