ものすごく寄りかかってきながら寝ていた隣のお嬢さん、降りる駅になったらぱっと起きて走って降りていった。その素早さに呆気にとられて見送ってふと前を見たら一部始終を見ていたらしい向かいの席のご婦人がとても共感に溢れた笑顔をこちらに向けていて、思わず頷きあったのでした。