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穴の塞がったえむぞうのことを語る

アントマンは最初設定聞いたときに「“ヒーロー”が小さくなることの何が面白いの?」って思ってたけど、完全に私の想像力不足だった。
微に入り細に入り小さくなる(実のところ大きさを自在に変えられる)事の面白さとすごさを空想科学的な注釈散りばめながら痛快に描いていて、例えばSHERLOCKの製作コンビ、つまりドイルマニア二人がもしホームズが現代にいたらと言う話を長い電車移動の度に夢中になって語り合っていたという(その様子を見た妻が「もうお前ら作っちゃえよ」と言ったのがSHERLOCKのはじまり)そのおたくトークを存分に聞かせてもらっているような楽しさと充実感。