なんか「居心地悪いのは当たり前」って感覚でずっといたように思えるんだよね。母は。あの世代の女性は大部分そんな感じだったのかもしれないけど。
権利のための活動をしていながら、自分や自分と同じような立場の女性の居心地の悪さは「当たり前」でストレスためながらストレスも「当たり前」で頑張っていた。私から見て結構辛そうだった。それで辛そうなまま病気になって死んでしまった。
身内が言うのも何だけど、母は頭が良くて割と美人(実際私もよく「お母さんきれいだよね」と言われた)で、生まれた家も地方の旧家で育ちがいいと言われる部類で、傍から見ればすごく恵まれた人なんだけど、子どもの目から見るとずっと辛そうでしんどそうで、どうしてこんな死に方しないといけないんだろうって母が死んだときすごく思った。
「居心地が悪いのは当たり前」なんて思ってちゃだめだ、好きな人や好きな物ややりたい事に正直に向き合って生きないとって強く思った。
でもなかなか難しいね。
穴の塞がったえむぞうのことを語る