『弟の夫』1話を再放送で見てる。
出てくる会話によく似たやりとりを母としたのを思い出した。
当時結婚していたジョニーの事を母が「妻」と言って、私が「ジョニーは妻じゃないよ」と返したことがあって、後日母がほぼ日のジョニーのインタビューを見て「結婚相手の事を夫って言ってたよ」と言うので「彼らは自分たちの事を"husbands"って言ってる」と説明して言わんとする事を納得してもらったという事があって。
私はその頃ジョニーを「ジョニ子」と呼んだりして女の子扱いするのが当たり前みたいな空気にピリピリしてたんだな。同性愛者で好みや雰囲気がフェミニンだからって女の子として扱うのが正しい事じゃないぞ、というのと、女の子扱いとして名前に「子」をつけるというのがさくっと通じる事に、性別不祥な名前をつけられて育ってきて積もったわだかまりが疼いてな。
そして筋金入りのリベラルって感じでこれまでやっていた母の、そうでもない部分というのが見えてきていた頃でもあったので、やたらと印象に残るやり取りであった。
穴の塞がったえむぞうのことを語る