神戸市兵庫区、松尾稲荷神社のビリケンさんを拝んできました。
ビリケンさん、薄暗いお堂の奥にいらっしゃいました。
写真では分かりづらいですが、右手に打出の小槌、左手に瑞玉を持ち、背中に大判を背負って米俵に腰掛けるという、大黒像との和洋折衷といった面白い姿をしています。
絵馬にもビリケンさんが。
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ビリケンは元々、1907年(明治40年)アメリカの女流彫刻家が夢に見た神の姿を人形としたところ、福の神として世界的に流行したものだそうです。(カルティエの置時計にもなったとか)
このビリケンさんは大正の始め頃に、元町の洋食屋さんが客寄せのために作られたもので、店頭に置いたところすごい人気で店の入口が塞がれることになってしまい、こちらに奉納されたそうです。