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寺社巡り同好会のことを語る

先日、神戸から加古川まで自転車で遊びに行った際にお参りした神社

舞子の六神社。明石海峡大橋を通り過ぎて少し先の側道沿いにあります。
由緒書によれば、江戸時代より「六社大明神」と称し、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、天照皇大神、素盞男大神、月夜見大神、蛭子大神の六柱を祀っていたそうです。
記録が残っていないため創建時期は不明ですが、本殿の祭神が全く同じことから、明石の岩屋神社からの勧請と見られています。

同じく六神社のえびす像。大黒像と左右一組で奉納されていました。
七福神の大黒とえびすはそれぞれ大国主神、事代主神(大国主の子)と習合したことから、よく一組にされています。
ただ、こちらの祭神は事代主神(美保神社系列)ではなく蛭子大神(西宮神社系列)なので、本来は別系統の信仰のはず。
(お腹に描かれた神紋は、西宮神社と同じ三つ柏)

小さい神社ながら緑があって、鳥居の向こうには海も見え、雰囲気のいい神社でした。
掃除中の神主さんから「ようお参りくださいました」と挨拶してくれました。
こういう小さい神社だと、挨拶どころか変な顔で見られることも多いので、気持ち良かったですね。