id:k-holy
寺社巡り同好会のことを語る

南あわじ市、自凝島(おのころじま)神社。
淡路はイザナギ・イザナミ信仰と蛭子信仰が盛んですが、中でもここはその名の通り、国生みの聖地「オノコロ島」を名乗る神社です。

高さ21.7m、笠木全長31.2m、柱の太さ3mの鳥居は日本三大鳥居の一つに数えられ、昭和57年の建築当時は日本一だったそうな。

意外と小ぢんまりとした境内は、島をモチーフとしているだけあって、小さな堀で囲った丘になっています。

絵馬には、イザナギとイザナミが天浮橋の上から天沼矛で混沌をコネコネして、オノコロ島を作る場面が描かれてます。
このことから、縁結び、夫婦和合、子授けの信仰が盛んなようです。
(最初に出来た子(蛭子)は手足がないからって葦舟で流しちゃったって話ですけどね…)
周辺には「天浮橋」や「葦原国」の遺跡とされる場所もあります。