「毛利史跡巡り」と題した、18きっぷ3泊4日野宿の史跡巡りはこれにて終了です。
最後にちょっと写真とともに振り返って。

初日の宮島、町屋通りにて。なかなか風情のある路地でした。土産物屋の並ぶ参道の1本裏にあります。
一夜明けて2日目の弥山登山は、断続的に強い雨が降ったこともあって、あまり楽しんで見て回れる状況じゃありませんでした。
他にも見所をたくさん残して下山しましたので、いずれ再訪したいです。

3日目の温泉津、沖泊の恵比寿神社。
沖泊の雰囲気も気に入ったので、またいつか、大森銀山までの銀山道も併せてじっくり見て歩きたいです。(関連記事)

2日目の吉田歴史民俗資料館で購入した、石川和朋「毛利元就 ぶらり見て歩き（改訂版）」、2000円。
元就とその一族・重臣の墓所や菩提寺、ゆかりの神社、古戦場、また大内氏と尼子氏の関連史跡、更に先祖の大江氏から阿保親王に至るまで、1都2府24県に渡る凡そ400箇所の史跡の写真がコメントとともに収録されている、素晴らしい本。
今回、正確な住所が分からず行きそびれた和智誠春の墓も、しっかり収録されてました。
帰宅してからこの本を読んで、また訪ねたい場所がたくさん増えました。
あと尼子ファン的には、山中鹿介と品川大膳の一騎打ちの石碑の項にあった一文に笑いました。

地元のお年寄りに、この一騎打ちにまつわる話を聞こうとしたら、「山口から来たのか！…尼子の敵だ！…帰れ！」と一喝され肝を潰した。

今回の行程を計画しながら作成したGoogleマイマップ 18きっぷで行く毛利・尼子史跡巡り