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三国志のことを語る

間があきましたが、三国志祭の続きです。
龍谷大学・竹内真彦准教授による「二人の曹操」というお題のトークイベントにて。
この方、日本で最も多く三国志関係の論文を書いてるそうですが、実は専門は中国史ではなく中国文学だとか。

白い部分が多いほど頭が良い役で、悪巧みするけど失敗するような役は白い部分の面積が狭いとか。
孔明と姜維は額に太極図(☯)が描かれて、師弟関係が分かるようになってるという話も。

これですね

明代の宮廷演劇での曹操の再現衣装。
皇帝の代役として登場する「殿頭官」の衣装に剣を差した姿だそうで、連環画でもこの姿が踏襲されて、騎乗で剣を抜き陣頭に立つ文官という無茶な姿で描かれることになったとか。