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ホリィ(新人)のことを語る

慶安年間に妹背山が景勝地として整備された際、その向かいに芦辺屋・朝日屋という茶屋が建てられました。
明治の頃は料理旅館「芦辺屋」が多くの文人墨客に愛されていたそうですが、大正時代には新和歌浦の開発によって観光の中心地が移り、廃れてしまったようです。

明治末頃

現在はこのような石だけが残されています。

妹背山の歴史と今も残る「旧あしべ屋別荘」の経緯については、建物の所有者の方が詳しく書かれています。
http://www.nishimoto-jp.com/imose/imose_index.html

なお、昭和中期の観光ブームで最盛期を迎えた新和歌浦の方も、その後は廃業する旅館が増え、近年は廃墟で有名になってしまったようです…。