今日はこれ行ってきました。大谷大学博物館「戦国武将と神仏」
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展示はほぼ借り物ですが、武田逍遥軒が信玄を不動明王に見立てて描いたという「鎧不動尊画像」や、秀吉死後に出した「加藤清正等二十二名連署血判起請文」とか観てきました。
意外なところで「朝倉英林壁書」(朝倉孝景条々)もありました。見せてるのは十六条「諸沙汰直奏之時、理非少も被枉ましく候…」だけでしたが。
大谷大学博物館の所蔵品が一つ、家康の「日課念仏」で「南無阿彌陀佛 南無阿彌陀佛…」と延々書き記されたやつなんですが、一ヶ所だけ「南無阿彌家康」と署名されてて、なんか間違い探しみたいで笑えました。
長浜城歴史博物館の太田浩司さんの講演もありましたよ。
竹生島宝厳寺の毎年の祭礼「蓮華会」で奉納されたという、八臂姿で頭に宇賀神を頂く弁財天座像の話もありました。
竹生島だからもしかしてと期待した尼子氏の話は、浅井久政の母(寿松尼)しか出ませんでした…。
あと、長浜の知善院で元禄13年から15年に「地子報恩講」による観音堂を建てた際、観音像と東照大権現、それに秀頼八歳直筆の「豊国大明神」神号を掲げていたそうで、実はこっそり秀吉を祀っていたんじゃないかという話が面白かったです。
ちなみに知善院には秀長が書写山円教寺から本尊阿弥陀三尊像を移したそうで…それって戦利品てやつじゃ…(播磨の人はもっと秀吉を恨んでいいと思うよ!!)
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