館内は基本的に撮影不可のようでしたが、入口近くにあったこの鹿介と信長のパネルのみ撮影OKでした。たぶん来館者の記念撮影用かと
展示品の感想は長くなりそうなので後ほど…(ブログに書くかも)
展示解説も聞いたんですが、元々は県内の城メインの企画だったのを、正子公也先生が玉野市出身ということで、こういう形になったとのこと。
話によると、正子さんの絵は現代風アレンジと呼べる絶妙な枠内に留まっているのが良かったみたいです。
長船刀剣博物館なんかは「刀剣」の枠だと現代でもOKなので、ゲームとかアニメ作品とコラボレーションしてますが、そこは歴史博物館としては越えてはならぬ一線ということでしょうか。
岡山的には常山城の鶴姫の絵があったのと、宇喜多秀家の絵と向かい合わせに豪姫の絵がバーンと展示されてて胸が熱くなりました。
(正子先生自身がそういうコンセプトで描かれた絵とのことで、ますますファンになりましたわ。いつか赤松政則&浦上則宗とか、浦上則宗&織田敏定とか描いてくれないかなー)
あと、担当の方は山城がお好きなようで、「城という字は土から成ると書く通り、元々は土でできた物のこと」とか力説されてました。(笑)
僕も平城か山城かといったら山城派だし、石垣も断然野面積みの方が好きなので共感するところが多かったです。
津山市にある岩屋城が、山の周囲8kmに渡って陣城跡が残っているそうで、おすすめとのこと。(浦上氏配下の美作守護代・中村氏の城ですね)