ついに到着!
パラパラと目についた箇所を流し読んでるところですが、すでに義継が義栄から離反した永禄11年、三好長逸が斎藤利三を通じて稲葉良通に信長への取り成しを依頼していたとか、そもそも斎藤利三が元々松山重治の家臣で、三好氏と同盟関係にあった斎藤義龍に仕えていたこととか、興味深い話がありました。三人衆を主導する長逸と、阿波三好家を実質的に主導する篠原長房の間にもやはり思惑の相違があったということです。
あと、香西宗心が塩飽衆を率いて阿波三好方で参加した永禄11年の本太城合戦では、毛利方であった村上武吉が松永久秀と書状を交わしているほか、義昭も戦後に感状を発給していたそうで、義昭と信長は畿内では松永久秀や三好義継と連携を取りながら、阿波三好家への牽制に毛利氏へも働きかけて上洛作戦を進めていたとのこと。
永禄の変あたりもこれから読もうと思います。
ホリィ(新人)のことを語る