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ホリィ(新人)のことを語る

今日は「関西文化の日」ということで、今年移転リニューアルした竹中大工道具館を観てきました。

アメリカ式の耐震性の弱い工法で建てたら関東大震災で大打撃を受けて、日本の風土に合った独自の工法が確立されていった、みたいな話があって、今の災害にも通じるところがあるなぁと…。

大工道具館っていうだけあって、常設展示は本当に道具がメインです。道具の発展史も面白い。どんどん専門化して道具も増えていき、簡易な建築でも72種類の道具が必要だったとか何とか。映像も色々用意されてて、一つ一つしっかり観てたら丸一日かかりそうな感じ。

ドイツの斧。木を伐るだけの道具なのに、こんな洒落た模様が付けられてて。斧とかハンマー好き(?)にもおすすめスポットですよここは。

名工として有名な千代鶴是秀の「神霊夢」。注文した大工の方はあまりの出来に一度も使えなかったって。道具としてそれはどうなのって思ったけど、現代における刀剣だって同じことですね。
刀鍛冶から道具製作に転向した人も多かったみたいです。