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ホリィ(新人)のことを語る

今読んでる本

「いよいよ完結」って4巻しか買ってないわけですが、このシリーズは著者も内容もバラバラらしいので読みたいのだけ読みます。
香西氏と大内氏の関係を調べる中で、勘合貿易の流れを知りたくなったのと、南蛮文化の受容の実態への興味から購入。
大雑把に書くと、室町末期から江戸時代にかけて日本の国内外を取り巻く環境の変化の中で、どのように日本の国家意識が形成され対外政策に反映されていったのかを説く内容です。
国内の大名間抗争などについては本当に簡単にしか触れられておらず、これを「日本中世史」の最終巻に持ってきたこと自体が面白い。
ただ、明応の政変以降の将軍は傀儡に過ぎなかったと断じているあたり、自分には受け入れがたい部分もあります。
しかし、こういう本は地域ごとバラバラに学んできたことが繋がってより理解が進むので、たまには読んでみるものです。
本に登場した中では後期倭寇最大の頭目と言われる、王直という人に興味を持ちました。この人の事跡を追うことで、より理解が進むかもしれません。

というわけでこちらをメモ
俺たちゃ海賊!-激動の東アジア海上史-
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/kaizoku.html
何度か南北朝関連で見てるサイトと同じ人だったわ。


こちらは大河ドラマ終わった頃に読むかなぁ。もうちょい寝かすことになりそう。