今の信繁は豊臣への忠義というより、亡き秀吉への追慕を三成と共有する同志で、その一点で家康と決定的に対立している感じでしょうか。なので、大坂の陣に立ち上がる理由はまた別に用意されるのかもしれません。
昨日また再放送見ましたが、大谷吉継を突き動かすのは何なのかがいまいち分かりませんでした。これまでも秀吉に対するスタンスは三成のような絶対視ではない描き方で、豊臣家というより天下の安寧のため冷徹に振舞っている印象でしたが…。
三成が危なっかしくて手を貸さずにいられないという部分も少なからずありそうですが、そのために自分の家を巻き込むことを厭わない、というくらいの絆の強さは描かれてなかったような?
かと言って、単に家康に政権を壟断されるのが気に入らない、という訳でもないでしょうし。
よく一般に言われる「男の友情」だけで片付けて欲しくはない人物なので、最期どんな風に見せてくれるのか楽しみです。
しかし、今回のような真田家にとって重要な決断で、信幸が主体的に行動するところがいいですね。兄の覚悟を知った信繁の表情、その後に父上が1人で見せた寂しそうで嬉しそうな表情が印象的でした。
(結果的には3人とも見通しが甘かったことになっちゃうわけですが…)
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