特別展のポスターにも使われた、名古屋市博物館蔵の「築城図屏風」
実物も展示されていたんですが、結構楽しげで気に入りました。どこの城か分からないそうですが、天下普請という当時の一大公共事業の雰囲気が伝わってくる感じがします。
この頃の築城っていうと庶民が重税をかけられ人夫に駆りだされて…みたいに見られがちですが、この絵からはそういう空気は感じません。
今回の展示で「職人」に焦点が当てられていたのも、石材の調達手段の確立、加工技術の発展、交通網の整備など築城ラッシュがもたらした、軍事や政治以外でのプラス面も知ってもらいたい意図だったのかなと。
(「池田輝政等呪詛文」はおいといて)
ホリィ(新人)のことを語る