ほぼ毎日、休み時間には何かいいネタはないかと大日本史料DBで検索しておりますが、「細川高国」で検索した1ページ目を見ていつもほっこりさせられています。

> 永正３年１１月３日 細川政元、阿波に歸らんとし、和泉堺に至る、明日、義澄、細川高國を遣り、之を止めしむ、
> 永正４年３月２０日 細川高國、鞍馬寺に入り遁世せんとす、果さず、是日、京都に還る、

なお鞍馬寺で遁世しようとした高国を止めたのは、同道していた六郎澄元だということです。
こういうのだけ見てると、対立する内衆たちが担ぎ上げた彼ら自身の間には対立は無かったんじゃないかなぁ、とも…。
あ、政元については、他人をイラッとさせる達人であることには違いないと思います。