昨日新選組の小説を読み終わりましたが、終盤からずっと零れ出しそうになる涙を堪えるのに必死でした。
特に源さんと近藤さんと土方さんが総司のお見舞いに行って静かに語るシーンは、読んでいて色んな感情が溢れてきて大変でした。あと三人で過ごした最後の日の総司のふたりにあてた言葉とか。
この小説は作者が女性というのもあるのか、どこか柔らかい雰囲気が漂っていましたが、総司の言葉ひとつひとつが一見意味不明に聞こえても実は奥の深い言葉だったりして、読んでいく内にどんどん引き込まれていきました。
このお話は他の隊士たちにのことにもたくさん触れられているので、メインの三人以外のことも色々知ることができて良かったです。
しかしこれ読んでから銀魂の動乱篇を見たら、また違った感じで見れそうな気がする。あと穏やかで確固とした絆で結ばれている土方さんと総司を見たあとに銀魂のふたりを見るとまた色々凄いんだろうなぁ……土方さんから総悟への感情は銀魂の土方さんもブレたとこはないけど総悟がな(笑)。
ゆたかのことを語る