本棚ふたつとコンポの下敷きになり、部屋中の家具が全て倒れてテレビが転がっていっていたのを思い出します。
まず縦揺れが来たので起き上がれず、何が起こっているのかを理解する前に今度は横揺れが来て、あらゆるものがスローモーションで自分の上に降ってくるのをぼんやり見ていた覚えがあります。
時間にしたらそこまで長い時間じゃなかったけれど、体感的に永遠に続くんじゃないのかと思うくらい長く感じたなぁと。
あれからもう20年ですが、今でも少しの揺れでもパニックを起こしてしまうし、怖くてどうしようもなくなってしまうのはあの震災を経験したからだと思います。
真下に落ちる恐怖って自分で思う以上に体は覚えているんだなーとしみじみ思いますね。
阪神淡路大震災のことを語る