/テレビ

時の流れで興味の範囲は広がっていくわけだけれど、テレビでそれらのカルチャー番組を見るようになって、しばらくするとたいがい、必ずのようにいとうせいこうがコメンテータとして出てくるのはどういうわけなのか。（音楽、歴史、寺社、能<-いまここ）
ちなみに山田五郎は、出てくるときはすぐ出てくるが、出てこないときは出てこない。

たとえ登場シーンが騒がしくともがさつなバラエティー化が進もうとも。答えられない問題を示してくれるかぎり録画して見ようと思っているのだけれど、問と答の因果関係がねじれててむずむずすることがあるんだなあ。チコタンならぬチコちゃん。

昨日の「脂がのっているとおいしいのはなぜ」という問題では、
・脂がのっているとおいしいのは／重さあたりのエネルギーが多いと知ってる脳がよろこぶから
・日本で脂のおいしさが広まったのは／江戸時代にまぐろがたくさんとれたから
という説明をしているのに、まとめの答としては、
「脂がのっているとおいしいのは／まぐろがたくさん取れたから」
って風に因果関係を誤解しそうな簡単な省略をしちゃうんだなあ。

５才児しか見ていないのだから、その子らが論理的思考ができなくなっちゃうぞ！（番組に迎合はする。）

普段入れない場所やら公開されていない文化財なんかにテレビカメラが入るシーンで「特別に（な）許可を得て撮影しています」みたいなテロップが出て、ああ見に行っても非公開なんだなあタレントさんはいいなあ、とか思うわけだけれど、こないだタウン情報番組を見てたらラーメン屋さんだったかの厨房にタレントが入れてもらってて、やはりそこで「特別に許可を得て撮影しています」（「入れてもらっています」みたいなんだったかな）とテロップが出て、そりゃそうだろ！わかるわ！と思ったのですが。あれはパロディ的ジョークだったのか、「テレビでは見せてただろ！なんでだめなんだよ！」というお客様を牽制するためのマジテロップだったのか、ちょっと考えています。

歌舞伎ナウシカのステージそのもののオンエアはわからないけれども、制作風景のドキュメンタリーはETV特集で来週土曜にオンエアされるみたいだよ。
https://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2020-01-25/31/18589/2259683/

放送大学の今期の講義も来週月曜で最終15回だなあ。

ETVの「ロシアゴスキー」の内容一覧、回が進むたびに背景が赤味を帯びていくのは、どんな冗談だよと思いました。
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/russian/tv/backnumber.cgi

ゆく年くる年がNHKオンデマンドで見られるとは。

きのうの「にっぽんの芸能」は今年の振り返りだったんだけど、歌舞伎は苦手なのですけれども新作歌舞伎のナウシカの「こわくない…」は新鮮で、ロシアの女帝エカテリーナを歌舞伎役者が演じるのは、宝塚のちょんまげものを見たときにも感じたふたひねり感がありました。そのロシアもののシベリアンハスキーの群れも面白い。

[今見ているテレビ（録画）]
BS1スペシャル「誰も知らないサンタクロース～ワークキャンパーたちの冬～」
https://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2019-12-25/11/4107/2515677/
クリスマス配送を支えるアメリカでの臨時雇用のドキュメンタリー（NHK／ソリッドジャム）

NHKで石澤アナウンサーがすごいことになっているね。
「宇宙の人気番組　新銀河紀行　驚異の地球文明　第二回」
https://www4.nhk.or.jp/P5980/
ベートーベンの健康診断みながらごはん食べる。

BSドキュメンタリー「北極圏でラクダとくらす」
ふたこぶらくだは歩くとこぶがさゆうにぽよんぽよん動くんだなあ。サルが二匹乗ってるみたい。われながら、なんて素朴な感想。

お昼の中国地方ローカルNHK番組。中国地方各地をそこで会った人に話を聞きながら旅する。今日は奈義町。さといも農家の白髪の男性に話を聞く。
「みなさんに大切なモノを伺いながら旅をしてるですけど…」
「大切なモノ？」
「はい」
「何それ、漠然とした…（笑）」
「（笑）」
リアルでユーモラス。

[日曜美術館] 先週の再放送中。国吉の忠臣蔵人物絵と風景画はオランダの本の挿絵に元ネタがあるという。わああ面白い！

[誤植] オザケン「SONGS」ではリリックテロップが流れたのだけど「薫る（労働と学業）」の最後のところで「口ずさむ」が「口づさむ」になっていたね。歌詞カードは職場に置いてきちゃったので確認ができないけれども多分歌詞カードは「ずさむ」じゃないかなあ。

（追記）あら、やっぱりうちにあったCDみたら歌詞カードも「口づさむ」だったわ！

今日の「日本人のおなまえっ！」。ダジャレなお名前の話で「走れコータロー」で知られる「ソルティー・シュガー」の名前の由来となった、デビュー前のメンバーだという佐藤敏夫（さとう／と／しお）さんが登場。おお、お噂はかねがね…

いまやっているBS-TBS「SONG TO SOUL」は新作のジョン・レノン「スターティング・オーヴァー」だよ。モスクワオリンピックの年だったね。育休による休止期間は5年間でしかないとも思えるのだけれど、当時大スターの30代の5年間の隠居は大きかったのだね。（ふと思って今調べたら、竹内まりやは3年半のおやすみのあと「もう一度」だったようだね。）
https://www.bs-tbs.co.jp/songtosoul/schedule/

ダーウィンが来た！アフリカ大中継スペシャル
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p623
クロサイでっかい。こどもとおかあさんらしい。レーダーのように耳がぴくぴく。背中にことりがのってる。しかしこう、ンゴロンゴロという地名の裏打ち感。連想ゲームのワンワンコーナーもびっくり。

[日常] 雨が強くなり雷もなっている。これから東に向かう。何を聴こう。